こんにちは。新生児期は実家で過ごした「ぼりびん」です。
新生児期はベビーバスを用意して、沐浴をすることになります。
特に初めてのお子様だと、沐浴そのものにドキドキするのではないでしょうか。
沐浴指導は受けたけど、不安でいっぱいだった……
沐浴方法など検索すると、浴室やシンクを使ってやられている家庭が多いと思います。
では、浴室やシンクが家の事情で使えない場合は、どのようにやれば良いでしょうか。
我が家は、台所のダイニングテーブルの上にベビーバスを置き、実施しました。
この記事では、ダイニングテーブルで沐浴を実施した経験をもとに、浴室やシンク以外で沐浴をする方法について説明します。
沐浴の場所の選び方
そもそも、沐浴をする場所としてどこが適切でしょうか。
沐浴する場所の選定に必要な要素をあげてみました。
- スペースがある(ベビーバス、作業者、着替え)
- 水が飛んでも問題ない
- 赤ちゃんにお湯をかけることができる
- 適切な室温が保てる
これらの条件が整っている場所であれば、沐浴は可能であると思います。
スペースがある(ベビーバス、作業者、着替え)
そもそもベビーバスが置けなければ沐浴はできません。
手持ちのベビーバスのサイズを確認し、置けるかどうかチェックしてみましょう。
また、沐浴の作業をする人が動くスペースも必要です。
1人でやるか2人でやるかによっても、必要なスペースは変わってきます。
誰が対応するか考え、最大人数でスペースを見繕いましょう。
ちなみに我が家は最大3人でやりました。
(1人はほぼ作業なし)
沐浴の前後で赤ちゃんの着替えがありますが、そのスペースも考えましょう。
場合によっては別室になるかもしれませんが、その場合は移動も問題なくできるかチェックです。
水が飛んでも問題ない
沐浴すると多少なりとも水が飛びます。
水が飛んでも問題がない場所か、または水濡れ対策ができる場所かどうかチェックしましょう。
とはいえ、そんなにダイナミックに水がこぼれることはないと思うので、濡らしたくない場所でなければOKと思います。
我が家は水濡れ対策にレジャーシートを用意しました
赤ちゃんにお湯をかけることができる
洗った後、最後にお湯で流すと思います。
それができるかどうか考えましょう。
シャワーが使えれば特に気にしなくても良いかと思いますが、使えない場合は代替案を考える必要があります。
適切な室温が保てる
適切な室温を保てる場所かどうか、確認しましょう。
空調のない浴室の場合、お風呂の蓋を開けるなどで温度があげられるか温度計を見てチェックしましょう。
実家の浴室は冬場は激寒だったので、違う場所を検討しました
我が家のシャワーなし沐浴の感想
我が家は里帰りをしていたため、実家で沐浴をすることとなりました。
実家は築50年以上の古い家で、浴室は狭いです。
また、ものすごく冷えるため、冬生まれの娘の沐浴は不安がありました。
シンクも考えましたが、スペース的に狭そうで、シャワーもないため、違う場所を検討しました。
そこで、ダイニングテーブルの上にベビーバスを置くことにしました。
テーブルは濡れても拭けますが、念のためレジャーシートを引き、その上にベビーバスを置きました。
その横のスペースに、赤ちゃんの着替えとバスタオルを配置し、沐浴後のスキンケアもそこでできるようにしました。
ベビーバスはシンクでお湯を入れ、テーブルまで運びました。
そのベビーバス内で頭や体を洗い、お湯をかけます。
お湯を流すために、ペットボトルにじょうろの口が付いたもの(100均で購入)を用意し、シャンプー後はそれをかけていました。
そうするとベビーバスのお湯が溢れるため、バケツに水を捨てていました。
バケツに捨てるのに使った容器は、ワンカップの空き瓶……
この方法で実施しました。
とりあえず沐浴期間は何とか乗り切ることができました。
難点としてはシャワー替わりのペットボトルだと勢いがないため、きちんと泡を洗い流せているか不安があったことです。
もっと水量があるもので流した方が良かったと感じました。
もし再度やるなら、
- ペットボトルでのシャワーを何度も繰り返す
- 洗面器などでかける水量を増やし、水もこまめに抜く
で検討しようと思います。
赤ちゃんの長湯は禁物なので、そこも考慮ですね
シャワーなしでの沐浴に必要なもの
シャワーが使えない場所で沐浴するのに必要と思われるものをあげます。
特に★を付けたものは必須だと思います。
- ベビーバス★
- お湯をかけるためのもの★
- お湯を捨てるためのもの
- 敷物
- 湯温計
- ガーゼ★
- ソープ・シャンプー★
- バスタオル★
- スキンケアグッズ★
ベビーバス
沐浴をするために用意します。
手狭なスペースの場合、コンパクトなものがおすすめです。
我が家はラッコハグを使用しました。
大き目ベビーだと若干狭そうでしたが、新生児以降もこのベビーバスを使用していました。
サイズがコンパクトなので、お湯を入れた状態で持ち運びも比較的しやすいと思います。
ベビーザらス限定の止水栓付きを選びました。
我が家は結局上からざばっと水を捨てていましたが、多少水を抜くとかする場合、止水栓があると便利そうです。
ラッコハグはとにかく可愛すぎる
お湯をかけるためのもの
シャワーが使えない場合、お湯をかけるために何か用意しましょう。
湯量を確保する場合、洗面器などで何度もかけるのが良いかと思います。
我が家では、500mlペットボトルの先にじょうろのヘッドのようなものを付け、シャワー代わりにしました。
(このままだと水量不足だったので、回数かけるか、ペットボトルのサイズアップをするなどしてみた方が良いです)
ヘッドは100均で売っているものを使用しましたが、ヘッド自体は特に問題なかったです。
お湯を捨てるためのもの
ベビーバスの容量を超えるお湯を投入する場合、何かに捨てる必要があります。
お湯をすくうための容器は、何でも良いと思います。
我が家は空き瓶でやりましたが、割れることも考えるとプラスチックの容器などの方が良いと思います。
お湯を捨てる先ですが、シンクや浴室、洗面台などが近ければ直接捨てれば良いと思います。
離れている場合は、バケツなどを用意してまとめて捨てる方が便利です。
敷物
水濡れ防止のため、防水できるものを用意しましょう。
我が家はレジャーシートで対応しました。
とはいえ飛び散ることがあるので、濡らしたくないものは遠ざけておきましょう
湯温計
ベビーバスにお湯を入れて移動することになると思うので、若干冷めてしまうかと思います。
その時の目安として、あれば便利だと思います。
最初は使いましたが、だいたいの湯温がつかめてきたら使わなくなりました
ガーゼ
お風呂に入っている赤ちゃんが安心できるように、体にかけてあげるのに使用します。
また、ガーゼで赤ちゃんを洗う方は、その分も用意しましょう。
ソープ、シャンプー
ベビー用のソープ、シャンプーを用意します。
我が家は、ママ&キッズのものを愛用していました。
ポンプを押すと泡で出てきて、優しく洗うことができます。
ちなみに、9ヶ月の現在も引き続き愛用しています
バスタオル
赤ちゃんを載せられるサイズのものを用意しましょう。
着替え場所が横に確保できる場合は、広げて置いておくと便利です。
スキンケアグッズ
お風呂あがりの保湿グッズも忘れずに用意しましょう。
我が家はママ&キッズのものを愛用しています。
冬生まれだったので乾燥対策で最初はクリームを使っていましたが、ローションの方でもしっとり感が十分と感じたので、途中からローションに切り替えて使っています。
若干べたべた感はありますが、しっかり潤ったという感じがするので、沐浴時期が過ぎても気に入って使っています。
浴室やシンク以外でも準備をすれば沐浴は十分可能
浴室やシンクなど、シャワーが使える環境でなくても、準備をすれば沐浴は可能です。
記事にあげたポイントを考えて必要なグッズの準備をしておくと、ドキドキの沐浴タイムも気持ちにゆとりが持てると思います。
沐浴場所に制限があって悩んでいる方がいらっしゃれば、参考にしていただければ幸いです。
貴重な沐浴タイムを楽しみましょう