こんにちは。遠距離で里帰り出産をした「ぼりびん」です。
妊娠発覚後、色々な準備が必要となりますが、その中でも「どこで出産するか」は悩むポイントかと思います。
特に実家が遠い場合、里帰り出産をするべきかどうか迷う方も多いのではないでしょうか。
私の実家は新幹線の距離なのですが、実家へ里帰りをして出産しました。
その時の流れや、注意すべき点などを当記事にまとめました。
実家が遠く里帰り出産するかどうか悩んでる方へ向けて、実体験を踏まえてお伝えします。
里帰り出産をするか決めるポイント
妊娠発覚し、出産について考えるタイミングで、里帰りをするかどうか決めます。
里帰り出産のメリット/デメリットを踏まえて検討されると思いますが、特に里帰り先が遠方の場合は以下についてもポイントになります。
- 移動手段
- 里帰り期間
これらを具体的に考えて、里帰り出産が現実的かどうか判断しましょう。
場合によっては、里帰りをしない、出産後に里帰りをするなど、別のやり方をした方が良いケースもあると思います。
移動手段
移動手段は3パターンあります。
- 自宅→里帰り先の移動(出産前)
- 里帰り先での移動(出産前/後)
- 里帰り先→自宅(出産後)
それぞれどのように移動するか考えましょう。
自動車の場合は、チャイルドシートの考慮も忘れないようにしましょう。
場合によっては、里帰り先でチャイルドシートをレンタルしたり、タクシーを使ったりする必要があるかもしれません。
電車/新幹線/飛行機については、可能な限り混雑を避けた方が望ましいです。
連休など混む時期とずらせそうかも考えておくと良いです。
遠方への里帰りの場合、自宅と里帰り先との間の移動時間が長時間になりがちです。
妊娠中に耐えられるか、生まれたばかりの赤ちゃんが耐えられるかを含めて考えましょう。
途中の休憩の挟み方も事前に考えておいた方が良いです。
里帰り期間
どのくらいの期間里帰りするか、里帰り先とも相談して決めましょう。
里帰り出産をするとなると、自宅側の産院と里帰り先の産院の両方と連携を取る必要があります。
里帰り先の産院から、いつまでに受診して下さいというお話があると思いますが、そこに間に合うように里帰りをしなければなりません。
このタイミングの調整がつくかどうかがまずポイントです。
仕事をしている場合、そこまでに休みが取れるよう要調整です。
また、産後いつまで里帰り先にいるかですが、生まれたばかりの赤ちゃんを連れての移動となるので、そこも考慮しましょう。
いずれにしても、自分たちと先方の都合を合わせることになるので、実現可能かどうか考えましょう。
遠方里帰り出産で注意すること
病院間の連携
里帰り出産を決めたら、産院に早めに相談しましょう。
通っている産院によっては、里帰り出産の場合は対象外となるものがあったり、別費用がかかるケースもあります。
助産師相談は里帰りする人は有料と言われました
また、自宅で通う産院から里帰り先の産院へ紹介状を書いてもらう必要があります。
欲しいタイミングでもらえるように、いつ里帰りするかを事前に伝えておきましょう。
里帰り前の準備
しばらく里帰り先に滞在することになるため、荷物をしっかり準備しましょう。
長期間となる場合は、服の季節感も要注意です。
大荷物になるかもしれませんが、後で服が足りないとなった場合、旦那さんに個別に送ってもらうか、現地調達になるかと思います。
余計な出費になってしまうので、可能であれば事前に準備しておきましょう。
また、出産後の手続きに必要なものがあれば、それも持ち帰りましょう。
私の場合は、会社関係の手続きが必要そうだったので、産休前に貰った資料を持って帰りました。
その他印鑑やマイナンバーカードなど、手続きに何かしら使いそうなものがあれば念のため用意しましょう。
私はマイナンバーカードを忘れていました
出産に直接関連しないけれども、この期間にやりたいことがあれば、その用意もしておくと良いです。
趣味やスキルアップのための勉強など、出産後のばたばたした生活ではやりづらいことも、このタイミングでできそうならやってみましょう。
また、里帰り先へのお礼も考えておきましょう。
現金ならいくらにするか、もしくは物にするか、はたまた不要なのか、それぞれの考え方があると思います。
あとで困らないように決めておき、渡す場合は渡すタイミングも考えておきます。
うちの場合は、現金を里帰りの最初に渡しました
里帰り後の生活
里帰り先の産院へ紹介状を持って通院します。
妊婦健診の補助券の使い方など、里帰りの場合は直接使えない場合もあるので、注意しましょう。(後日還付など)
また、里帰り先の役所の子育て支援関連の情報をチェックし、母親学級などで里帰りの身でも参加できそうなものがあれば、行ってみても良いと思います。
自宅から遠くはなれた場所での出産になるので、不安を解消したいですよね
里帰り先で追加で必要なものについて、ネットで購入することもあるかと思います。
その際、お届け先を変更しておくことを忘れないように注意しましょう。
出産
里帰り先の病院で健診を受け、それぞれの方法で出産となります。
出産後の赤ちゃんの検査など補助券があったりしますが、それも里帰りの場合は直接使えないケースがあるのでご注意ください。
都道府県でフォーマットなど異なっているものもあるため、産院のスタッフも内容を把握していない場合があります。
事前に産院で書いてもらうべきところなどをチェックして、漏れなく記載してもらえるようにしましょう。
書き忘れがあった場合、再度もらうのが大変そうですよね、、
出産後の里帰り先での生活
赤ちゃんのいる生活となります。
車社会の場合、里帰り先でもきっちりチャイルドシートをつけましょう。
滞在期間によっては、健診、保健師訪問や予防接種などを里帰り先で受けることになるかと思います。
その際の手続きをチェックしておきましょう。
特に予防接種などは、自宅の市町村と里帰り先の市町村間で書類のやりとりが必要になると思うので、受けたい日程より早めに相談しておいた方が良いです。
私の場合、年度の切れ目なのもあって、若干待たされました
里帰りから自宅へ
里帰りの終了に合わせて、事前に里帰り先から荷物を搬出します。
里帰り先に戻った時と同様、大量の荷物になるかと思います。
里帰り先で作成してもらうべき書類が全部揃っているか、再度チェックしましょう。
あとで忘れていたことに気づいた場合、手続きが煩雑です。
参考情報ですが、我が家の場合、荷物の配送に約2万円かかりました
ちなみに、我が家の場合は当初予定から里帰り期間を延長しました。
そのため、帰るタイミングでお礼のお金を追加で渡しました。
このあたりは家族の考え方次第です
遠方里帰りのメリット/デメリット
里帰り出産を遠方だけどすることによるメリット/デメリットは何でしょうか。
メリットとしては、出産/産後の時期を安心して過ごせることもあります。
また、遠方のためなかなか気軽に会いに行きづらいかと思います。
生まれたばかりの赤ちゃんの顔を見せられること、一緒にふれあえるということがメリットと思います。
デメリットとしては、やはり長距離移動の負担がかかることです。
いざ移動するとなると、本当に大丈夫か不安でした。
実際やってみての感想としては、里帰りして良かったという方でした。
自宅で出産しても、しばらくは顔を見せられなかったと思うので、赤ちゃんの顔を見て抱っこして可愛がってもらえたのは嬉しかったです。
我が家は、車で里帰り先から戻りました。
戻る途中に旦那の実家があるため立ち寄って、顔見せ&休憩をとりました。
長時間移動だったので、途中で一泊できて助かりました。
うちの場合は都合よく義実家が途中にあったのですが、そうでない場合は、赤ちゃん連れに優しいウェルカムベビーのホテルもあるので、そういう所を利用されても良いかと思います。
移動はハードでしたが、両実家に赤ちゃん見て貰えてよかったです
遠方里帰り出産は準備をしっかりして楽しんで
実体験をもとに遠方里帰り出産の注意事項について記載しました。
色々記載しましたが、事前準備をしておけば直前で慌てなくて済むと思います。
個人的には、里帰りで家事のサポートがあり、比較的ゆとりをもって赤ちゃんに接することができたように思います。
遠方だからという理由だけでやめるのは、勿体なく感じてしまいました。
記事にあげたようなポイントをシミュレーションしてみて、いけそうだったら選択肢にあげてみてはいかがでしょうか。
遠方里帰り出産を検討される際は、是非参考にしてみてくださいね。