こんにちは。昔から料理が大の苦手な「ぼりびん」です。
料理苦手ママにとって恐怖の離乳食。
料理が得意でも、離乳食に苦労する話はよく聞きます。
苦手だとなおさら、ちゃんと用意できるか不安になることも多いと思います。
離乳食は手作りする以外に、ベビーフードを利用するという選択肢もあります。
料理が苦手なので市販のベビーフードも多用していた我が家ですが、日々の献立がよく分からない&離乳食の進行が不安、という悩みがありました。
そこで、時期に応じた離乳食の献立が掲載されている、うたまるごはんさんの「うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食」というレシピ本に着目しました。
本はこちらです。↓
この中のレシピを実際に作って試しました。
本を使うときに注意する部分がありますが、料理苦手でもバラエティーに富んだ離乳食を作成することができ、料理苦手な人にもおすすめできると感じています。
実践してみた感想を、記事にまとめました。
レシピ本の特徴
「うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食」は、InstagramなどのSNSで活躍されている、うたまるごはんさんのレシピ本です。
離乳食と幼児食が含まれており、生後5か月頃の離乳初期から1歳半以降の幼児食まで使えます。
特に離乳初期~後期は毎日の献立例が付いており、1週間分のメニューをまとめて作成して冷凍保存し、毎日解凍して食べさせるスタイルです。
(なお、離乳完了期からは単品のレシピになっています)
献立例については、月~日曜日の各食事回にメニューが割り当てられているため、そのまま流用可能です。
その1週間分のメニューを用意するために必要な食材・作り方が掲載されているため、参照すれば1週間分の離乳食がまとめて仕上がります。
私がこのレシピ本を選択したのも、この献立をそのまま真似して1日頑張れば1週間楽できるのではないか、という期待があってのことでした。
あと、Amazonのランキング1位という帯が付いていて、評価も高かったというのも選んだ理由です。
実践:7カ月の離乳食を1週間分作成
掲載されている7カ月2・4週目のレシピを実際に作成してみました。
(2週目、4週目は同じ献立となっています)
事前準備フェーズ
まずは、離乳食の調理に入る前の準備フェーズです。実際に対応してみて、以下のことに気づきました。
- 食材リストが便利
- 季節によっては食材がない
- 調理用具は事前チェックが必要
1週間の離乳食作りに必要な食材がリストアップされているため、買い物の際に参考にすることができます。
(食材は分量も記載されています)
食材については、一般的なものばかりですが、季節によっては食材が売っていないことや値段が高いことがあります。
その場合にどうするかは、考える必要があります。(例えば冷凍食材を使う、違う野菜に変更するなど)
食材を変更すると作り方も変更が必要な場合があるので、要注意です。
調理に必要な器具・道具については、各レシピを事前に見て使うものをチェックする必要があります。
本の冒頭に必要な道具の記載があるため、ちゃんと最初に準備していれば大丈夫ですが、週の献立のページからやろうとすると途中で不足が見つかるかもしれません。
作ろうとして途中でないことに気づき、後日に延期しました、、
また、作った食材を冷凍する際に使用するフリージング容器は、サイズや数を確認しておいた方が良いです。
冷凍する1回の分量が感覚的に分かればサイズが合わないフリージング容器でも大丈夫かもしれませんが、私はよく分からなかったので本の通りに購入しました。
作成フェーズ
次に作成フェーズです。
特に、「料理苦手」のフィルターを通しての感想となっていますのでご注意ください。
- 食材の下準備大変(皮むき、みじん切りなど)
- 下ごしらえが終わると楽
- 作り終えた時の達成感がある
大量に調理するため、疲れました。
料理苦手な方は、みじん切りを包丁以外でやるなど、何かしら時短できる方法を混ぜた方が良いかと思います。
ここは試練の時間でした。。
食材の下ごしらえを終えて、各メニューの準備をするのは簡単です。
各食材をピックアップして乗せるだけ、混ぜるだけというものが多いです。
(1つだけブレンダーで混ぜるメニューもありました)
全て冷凍容器に詰め終えて、山のような離乳食を眺めると、達成感がありました。
何という清々しさ!
頑張れば自分にも作れました!
これで次週の離乳食が楽になると思うと感慨深いです。
ちなみに、作業時間は3~4時間程度かかりました。
途中泣いて中断したり、代替野菜の処理に手間取っていたため、若干長くなっていると思います。
(ネットスーパーでオクラが売り切れていたため、冷凍輪切りオクラから種を取っていましたが、大変でした……)
食事フェーズ
最後は、食べさせるフェーズ。
娘は食べムラありです。
- 解凍は楽だけど追加作業が必要なメニューもある
- 同じメニューが複数回登場するため、苦手なものに注意
- 娘は今までより食べた!
基本的には、電子レンジで解凍です。
ただし、メニューによっては、とろみをつけたり、追加で冷凍不可の食材を投入する必要があります。
そのため、何も考えずに解凍だけ、という風にはいかないです。
ぼんやりして、とろみゼロであげてしまったことも……
また、このやり方で注意する必要があるのが、献立の中に苦手メニューが含まれていた場合です。
同じメニューが1週間に数回登場するため、断固拒否された場合はどうするか考える必要があります。
ぎゃー(納豆いや!)
えっ!今週いっぱい出てくるよ!!
納豆がおかゆに混ざっていたため、とりあえずトライしてみるもすごく拒否モードでした。
場合によっては代替メニューを検討する必要があるかもしれません。
苦手メニューはありましたが、全体的に見てよく食べるようになりました。
今まで市販のベビーフードか、素材の味そのままのペーストばかりあげていたため、手作りで料理っぽいものを初めてあげました。
苦労したけど食べてくれなかったらどうしよう……と思っていましたが、うちの場合は今までのメニューより食べました。
食べている姿を見ていると、やはり嬉しかったです。
料理苦手な人にもおすすめできるレシピ本だった
「うたまるごはんのかんたんフリージング離乳食・幼児食」を参考にすれば、料理苦手でも1週間分の離乳食を作成し、ストックすることが出来ました。
作った翌日から、解凍+αを本に従って着々と実施すればよいので、離乳食作りにおける日々のストレスが軽減されました。
特に、毎日の献立の悩みから解放されたのが良かったです。
一部、試した時に気になる点はありましたが、記載したポイントをもとに工夫してみると、うまく活用できると思います。
普段料理に苦手意識がある人でも、ちょっと1日頑張ってみることで次の1週間が楽になるので、挑戦してみてはいかかでしょうか。
大量のストック作りの達成感を是非味わって!